五行で読む卒業シーズン
3月は卒業のシーズン
卒業を五行の視点で見ると
卒業とは「終わり」ではない
循環の途中にある一つの区切り
このことを五行で考えてみる
木は芽吹き
3月はまだ寒いが、自然はすでに動き始めている
火は感情
卒業式では涙が流れ、拍手が起こり
思い出が語られる
土は居場所
学校という空間は、同じ席、同じ顔ぶれ、同じ役割
安心できる場所だ
でも土は 長く居すぎると重くもなる
そこで現れるのが金
金は「断つ」「区切る」というエネルギー
卒業証書はその象徴だろう
制服を脱ぎ
毎日のスケジュールが変わり
固定された人間関係のポジションも終わる
削ぎ落とされることで、人は軽くなる
思い返せば 高校生の頃
ランチタイムは仲良しグループでお弁当を食べる
他のグループの輪には入りにくい
いま思えば、女子特有のスクールカーストのような
ヒエラルキーがそこにはあった
正直 けっこう面倒だった
けれど一人で孤立する勇気もなく
調和を重んじる私は
波風を立てないようそのルールの中で過ごしていた
だから卒業したとき
私は少しだけホッとした
役割から解放されたような感覚だった
卒業とは、終わりではない
いろいろなものを削ぎ落とし
区切りをつけ、
次の流れへ向かう時間
日本の三月の空気の中にある
あの独特の開放感は
きっと五行でいう
金のエネルギーなのだろう
金の次には水
水は流れのエネルギー
卒業のあと、人は新しい環境へと流れていく
進学、就職、引っ越し
新しい学校、新しい組織、新しい人間関係
卒業によっていったん区切られた人生は
また別の流れへとつながっていく
五行で見ると、卒業は終わりではなく
次の水へと向かうための区切りなのだ
金で区切られた人生は、
水の流れに乗ってまた次の場所へ向かう
五行は常に循環している